帰化申請の許可の確率
帰化申請をする際にはどの程度の確率で許可が下りるのかきになりますよね。結論を言うと78%~91%くらいになります。
平成30年から令和4年までの過去5年間のデータです。(単位:人)
年号 | 申請者数 | 帰化許可者数 | 不許可者数 | 許可の割合 |
---|---|---|---|---|
平成30年 | 9,942 | 9,074 | 670 | 91% |
令和1年 | 10,457 | 8,453 | 596 | 80% |
令和2年 | 8,673 | 9,079 | 900 | 104% |
令和3年 | 9,562 | 8,167 | 863 | 85% |
令和4年 | 9,023 | 7,059 | 686 | 78% |
以前までは1万人を超える申請者数が普通でしたが近年では少し減少傾向にあります。また、許可の割合も去年においては少し低くなっております。
これらの理由として考えられるのは帰化の難易度が上がったからと言えます。それにしても結構な許可率だなと思った方がいるかもしれませんが、これは「取り下げ」は含まれておりません。
帰化申請を受理され不許可になりそうな外国人には「帰化申請を取り下げませんか?」という打診が法務局からあります。つまり、許可が通りそうな人(取り下げを打診されない人)でも2割は不許可になってしまうということです。
まとめ
帰化申請の許可率が高いカラクリがわかったと思います。そもそも帰化申請自体、我々のような専門家にもサポートしてもらうことが多いので不許可率が低いとも考えられます。
弊所は初回相談無料ですのでお気軽に相談下さい。