高度専門職ビザのポイントを計算しよう
高度専門職ビザはポイント制を採用しており「高度学術研究分野」「高度専門・技術分野」「高度経営・管理分野」と分けられて計算するようになっています。それぞれの分野でポイントの配分も違うので一つずつ確認しておくことが必要です。
高度学術研究分野のポイント
高度学術研究分野とは本邦の公私の機関との契約に基づいて行う研究、研究の指導又は教育をする活動とされています。要するに研究所の研究者や教育などを行う先生のような人たちを指します。
ポイント計算表
内容 | ポイント数 |
博士号取得者(専門職に関わる学位を除く) | 30 |
修士号取得者 | 20 |
大学を卒業し又はこれと同等以上の教育を受けた者 | 10 |
複数の分野において、博士号、修士号又は専門職学位を有しているもの | 5 |
実務経験7年以上 | 15 |
実務経験5年以上 | 10 |
実務経験3年以上 | 5 |
年齢区分と年収によりポイント変動(下記表記①) | 10~40 |
29歳まで | 15 |
34歳まで | 10 |
39歳まで | 5 |
実績や発明、その他ボーナス点 | 5~25 |
高度専門・技術分野のポイント
高度専門・技術活動とは本邦の公私の機関と契約に基づいて行う自然科学又は人文科学の分野に属する知識又は技術を要する業務に従事する活動とされています。
自然科学とは生物学や化学のような自然界の現象に関する研究分野で、人文科学とは哲学や心理学のような人間に関する研究分野になります。
ポイント計算表
内容 | ポイント数 |
博士号取得者(専門職に関わる学位を除く) | 30 |
修士号取得者 | 20 |
大学を卒業し又はこれと同等以上の教育を受けた者 | 10 |
複数の分野において、博士号、修士号又は専門職学位を有しているもの | 5 |
実務経験10年以上 | 20 |
実務経験7年以上 | 15 |
実務経験5年以上 | 10 |
実務経験3年以上 | 5 |
年齢区分と年収によりポイント変動(下記表記①) | 10~40 |
29歳まで | 15 |
34歳まで | 10 |
39歳まで | 5 |
実績や発明、その他ボーナス点 | 5~25 |
①年齢区分と年収によるポイント表
~29歳 | ~34歳 | ~39歳 | 40歳以上 | |
1000万円 | 40 | 40 | 40 | 40 |
900万円 | 35 | 35 | 35 | 35 |
800万円 | 30 | 30 | 30 | 30 |
700万円 | 25 | 25 | 25 | |
600万円 | 20 | 20 | 20 | |
500万円 | 15 | 15 | ||
400万円 | 10 |
高度経営・管理分野のポイント
高度経営・管理分野とは本邦の公私の機関において事業の経営を行い又は管理に従事する活動とされています。
分かりやすく言えば社長や役員など会社を管理する人です。
ポイント計算表
内容 | ポイント数 |
博士号取得者・修士号取得者 | 20 |
大学を卒業し又はこれと同等以上の教育を受けた者 | 10 |
複数の分野において、博士号、修士号又は専門職学位を有しているもの | 5 |
実務経験10年以上 | 25 |
実務経験7年以上 | 20 |
実務経験5年以上 | 15 |
実務経験3年以上 | 10 |
年収3000万円以上 | 50 |
年収2500万円以上 | 40 |
年収2000万円以上 | 30 |
年収1500万円以上 | 20 |
年収1000万円以上 | 10 |
実績や発明、その他ボーナス点 | 5~25 |
ボーナス点をどれだけ稼ぐか
合格点は70点以上ですのでよっぽどの年収でなければ簡単にはクリアできないでしょう。そこで重要になってくるのがボーナス点になってきます。ボーナス点は最高で105点くらいあるはずなので、ここで一つずつ検討が必要であったり、点数を取る為に必要な試験を受けたりとする必要があります。
私としては永住許可が1年でとれるようにするために80点を目指していきたいと思っています。
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